理事長挨拶〜今後の展望〜

理事長メッセージ

支持され、評価される法人に

 康和会の最初の事業である久我山病院は、戦前の企業立結核病院が出発です。当時、結核は国民病と言われていた時期でした。昭和27年には、前年に制定された社会福祉事業法に沿って、無料低額診療事業を行う社会福祉法人に組織形態を変え、今日に至っております。

 平成2年に改正された社会福祉法人の基本理念では、福祉サービスを必要とする方々ができるだけ住み慣れた地域で暮していけるよう、地域福祉の推進が謳われています。平成4年からセコム(株)が法人の経営に参画していますが、セコムは、社会システム産業を目指し、医療分野では在宅医療から取組み、久我山病院は最初の提携病院です。地域に根ざし、効率的で質の高いサービスの提供を目的としており、理念は同じといえます。

 康和会の大きな課題は、久我山病院が黒字体質の急性期病院に転換することと、築27年となる特別養護老人ホームの改築です。久我山園は、今の場所で改築するには、容積が東京都の補助基準上不十分なため、別のところに移転せざるを得ません。そして、その跡地は病院の機能拡充に活用したいと構想しています。時期は確定していませんが、東京都の補助制度によれば、申請から移転まで3年掛かりとなるため、現在、移転先の土地確保に向け、行政や関係者等に働きかけをしているところです。

 他方むしろ、この構想の実現には、久我山園と久我山病院の体質強化が前提です。そのためにも、より良いサービスの提供に向け日々研鑽し、地域の方々との連携を更に強めることが必要と痛感 しております。

 康和会は、企業が関係してきたという歴史があり、民間の柔軟性が持ち味と思います。康和会の各施設のサービスのみならずセコムグループのサービスも活用して、御一人御一人に向け、しなやかなサービスを提供し、皆様方から支持され、評価される法人になりたいと努力しております。

 皆様方の一層のご支援等をお願い申し上げます

社会福祉法人 康和会 理事長

中澤 廣重

理事長挨拶〜今後の展望〜

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